Gather.Town:2022年10月発表の大量改善・不具合改修内容をテーマ別に見ていく(フォロー編)
先日(2022年10月下旬)、Gather.Townから「Gatherを使用してチームを成功に導くために、私たちが行った改善点を以下に示します」という形で大量の不具合修正/改善点をまとめたブログが公開されました。
トピック・テーマの数だけでも10以上、それぞれの個別内容で換算すると116と非常に多いものになっています。
そこで当エントリを皮切りに、大小様々な改善がどのような形でなされているのか、順を追ってみていきたいと思います。
テーマも数が多いので1エントリ1テーマで紹介していく形を取る形とし、当エントリでは「フォロー(Following Feels More Natural)」について見ていきます。
Gather.Town大量アップデート紹介(フォロー)
「フォロー」機能とは
Gather.Townにおける「フォロー」は、端的に言うと「指定した相手の後を自動的についていく」機能です。
相手を指定して「Follow」を実行。マップ上のユーザーを指定して右クリックメニューから、また参加者一覧からの指定メニューからと幾つか方法はあるようです。
指定が完了すると、指定されたユーザーが移動するのに合わせて後を付いていくようになります。解除したい場合は方向キー操作でいけます。この機能はマップ上を移動する時(オンボーディング時や長距離移動などがスペース間で発生する場合)、迷子にならないように利用出来る便利な機能と言えますね。
#7.
グループ内で複数の人がフォローしている場合、オーディオおよび/またはビデオが接続されたままになるため、スペース内を移動するときに会話がスムーズに流れやすくなります。
フォロー機能が有効になっている場合、移動しながら何らか会話をするというケースに対応したものでしょうか。会話説明をしながら移動出来るのは嬉しいですね。
#8.
誰かに案内を依頼すると、「依頼を送信しました」というメッセージが表示されるので、実際に依頼が完了したことがわかります。
Gather.Townでは「案内を依頼する(Request to lead)」という機能が存在します。
案内を依頼する側はユーザーを指定して「Request to lead」を実行。
依頼を受けた側にはこういう通知が飛びます。これを承諾すると、
依頼をしたユーザーの近くまで自動で移動します。後はそのまま一緒に移動するなり、フォロー機能でついていくなりしてね。という流れですね。
#9.
「リーダーへのリクエスト」/「[エリア]での参加リクエスト」メッセージが、両方のユーザーが同じエリアにいるかどうかに応じて適切に表示されるようになりました。
上記#8の操作実行時に、お互いのユーザーがどこにいるかによって良い感じにメッセージを出してくれるという内容。
#10.
誰かがあなたをフォローしていて、あなたがプライベート エリアに足を踏み入れた場合、その人もあなたと一緒にプライベート エリアに足を踏み入れます (エリア外のタイルにとどまることはありません)。
従来の仕様では、スペースにおけるプライベートエリアまではフォローしたユーザーは入ってこれなかったけど今回の改善で入れるようになってますよ、というもの。詳細はこちらを御覧ください。
#11.
誰かがあなたをフォローしていて、あなたがポータルを通り抜けた場合、その人は新しいルームまたはスペースであなたをフォローし続けます。
上記#10を更に拡張したものと言えば良いでしょうか。フォローの関係性はポータル経由で新しいルームやスペースに移動したとしても有効ですよ。という内容です。Gather.Townでは異なる2つのスペースを「ポータル」という機能で連携・連結する事が可能です。
#12.
ツアーを終了する準備はできましたか? 他の人があなたをフォローするのを止めることができるようになりました。
フォロー操作を当人同士では無く外のユーザーも無効化・停止する事ができるようになりました、という内容でしょうか。
まとめ
という訳で、Gather.Town:2022年10月発表の大量改善・不具合改修内容(フォロー編)の内容紹介でした。
Gather.Townも日々アップデートを繰り返し、どんどん便利になってきています。ポイントを押さえてユーザー間のコミュニケーションを更に良いものにしていきたいですね。